甘味さんの腎不全記録B
2022-02-27


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診断の下った日にブリーダーさんのNさんに連絡をした。


キャットショーで何度もチャンピオン猫ちゃんを出している天の方であるのだが、
とにかく報告しなければ、、と!


これまでの状況を伝え、
猫ちゃんグループの皆さんにはお伝えしないで下さいと付け加えた。
各家庭のどの猫ちゃんもとてもかわいらしく、大事にされている。

その時は悲しいお知らせはみなさんの不安を募らせてしまうので、
静かに甘味の最期を看取ろうとの思いだった。



翌日仕事を終えたNさんは、
病院で購入した多量の療養食を持って家まで来て下さいました。
そして「甘味ちゃんの事、主治医の先生(ブリーダーさんの)にお話をしたよ。
原因は何なの?診てみたいと言っているよ。」
との事。

甘味が産まれてから避妊手術までをお願いしていた先生なのだが、
家から少し遠い事、今まで問題もなく過ごして来たことで、
2年程通うことはなかったのだ。

確かに落ち込み過ぎていて、
ハッキリとした原因を探ろうとする事もなく、
ただ何となくモヤモヤと晴れない霧の中にいる状態だった。



Nさんに今の点滴のやり方を説明し、
週末主人が戻ったら先生に診ていただく事を決め、
セカンドオピニオンに希望の光をかけたのだった。



その後、もっと簡単な点滴方法がある!と、
器具を持って再度訪問して下さるNさん。
お陰で準備の時間も無くなり、圧縮バックと共に使用すると、
注入時間をはじめ、いろんな負担が激減しました。


Nさんには感謝いっぱいでした。
行動力と機転が利くアドバイス
仕事とキャットショー等々で忙しいのに、
我が家の猫の為に一生懸命動いて下さる。
まさにブリーダーの鑑のような方です!




点滴のお陰もあって、甘味も少し元気になり、
このまま治ってしまうのでは?との望みもありました。

少し元気になったところでの週末、
原因を調べるためのエコー検査では、
便が詰まって肝心なところが見えず。


しかし腎臓が悪いのであれば点滴でもう少し数値が下っている筈と、
検査結果を見ながら分析して下さいます。


BUNの値の上下に一喜一憂する事は止めようと思ってはいたが、、
一番気になるこの数字も大きく変わることはなかった。

このままいつまで点滴が続くかの不安を抱え、
天と先生にお任せするしかありませんでした。



そんな介護をしながらも落ち着いていたある日、
又吐く事が始まってしまいました。
体に毒が溜まり気持ちが悪くなっているようです。
カタツムリのように隅の方で丸くなり、
問いかけにも答えず、
ヨタヨタとトイレに行っては吐き、
おしっこもトイレからズレ、
再び悪魔の記憶が蘇ります。



このまま死んでしまうのかも?



私は庭に穴を掘り、
近くのお寺も調べて覚悟を決めていました。

春には甘味の上に、きれいなお花を沢山咲かせよう!と。
[猫]

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